震災自殺相次ぐ…自殺せずになぜ生きるかを明確に

8月 25th
Posted by ポン太  as なぜ生きる?仏教の教え

平成23年8月6日の読売新聞に、以下のような記事がありました。

自宅も仕事も失って絶望した男性、夫を失い悲嘆する妻……。

東日本大震災をきっかけに自殺に追い込まれる人が相次いでいる。内閣府が5日、震災に関連して自殺した人として公表したのは、6月だけで16人。専門家は「将来を悲観して思い詰める人が増える恐れがある」と警鐘を鳴らす。

 宮城県石巻市の男性(49)は5月末、避難所から移った市内のアパートの室内で、冷たくなって家族に発見された。宮城県警石巻署によると、男性は自殺した可能性が高いという。

 「お父ちゃんは絶望していた」。男性が震災後、落ち込んでいた様子について、妻は周囲にこう話していた。近くの小学校で避難生活を送っていた男性を見舞った知人は「気さくな人だったのに、別人のように口数が少なくなり、疲れ切った表情だった」と振り返る。

 知人らによると、男性は数か月前に新築した自宅を津波で流された。勤め先の会社も津波の被害を受け、職を失った。新たな仕事が見つからないことや、ローンだけが残ったことにショックを受けていたという。

(略)

 悩みを抱えた人から電話相談を受ける社会福祉法人「仙台いのちの電話」(仙台市)によると、震災に伴う悩みを打ち明ける人は1日5~6人。「勤めていた会社が倒産した」という男性や、「津波の恐怖がよみがえり眠れない」という高齢者の相談が目立ち、「死にたい」「楽になりたい」と漏らすこともあるという。

(2011年8月6日  読売新聞)

東日本大震災で被災された方々は、復興に向けて立ち上がられ、懸命に努力しておられるのですが、上記のように「絶望」によって、命を絶たれる方がある悲しい現実があります。

そんな状況に追い込まれたら、死を選んでも仕方がない、という意見もあるかもしれませんが、死を正当化できる理由はどこにもありません。

死によって、苦しみから逃れることが出来るのであれば、「死を選ぶ」選択肢も考えられますが、死を選ぶことで、苦しみから逃れることは出来ません。仏教を説かれたお釈迦様は、自殺せずになぜ生きるのか、その理由を明示しておられます。

どんな苦しみをも乗り越えて、なぜ生きるのか、生きねばならない理由が人生にはあります。仏教にはそれがハッキリ示されているのです。そのことを、私自身も、親鸞会の友人から教えてもらい、仏教の教えの素晴らしさに気づきました。

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